お肌のお手入れは、自分の肌の状態(タイプ)と自分の肌に合った製品を使うことが大事になってきます。まずは自分のタイプを確認して、試してみてくださいね。
肌タイプとは?
朝、洗顔前のあなたのお肌はどんな感じでしょうか?
・普通肌
…ベタつきも、かさつきも気にならない。水分と油分のバランスのとれた肌。
肌トラブルも少ないタイプですが、季節的な影響で部分的に乾燥、または脂性肌に傾くこともあります。
理想的な肌状態なので、油断せず季節の変化に合わせてケアを行ってください。
・乾燥肌
…全体的にかさつきが気になる。皮脂量や水分量がともに少ない肌。
キメが細かいタイプですが、肌の水分も油分も少ない状態なので、そのままにしておくと、肌あれ、シワへと進んでしまうことがあります。
保湿と油分に気をつけて、お手入れを行うことが大切です。
・脂性肌
…全体的にべたつきが気になる。皮脂量・水分量ともに多い状態の肌。
小ジワなどのトラブルは起きにくいのですが、ニキビ・毛穴の黒ずみなどが気になってしまうタイプです。ベタつきが気になるからといって、洗顔のしすぎや、必要以上に力を入れすぎたりすると、肌に負担をかけてしまいます。丁寧な洗顔を心がけることが大切です。
・混合肌
…ベタついている方が多いが、目元や口元のカサつきも気になる。皮脂量は多く脂っぽいが、肌の水分量が少ない肌。
乾燥部分にあわせて化粧品を使用すると、Tゾーンでは皮脂浮きが激しくなったり、脂っぽい部分に合わせてお手入れすると、乾燥部分は小ジワが出やすくなったりします。
肌状態を部分的に見極めて、その部分にピッタリのお手入れを行うことが大切です。
朝と夜のスキンケア

朝にお肌の乾燥や、疲れを感じる時はお白湯を取り入れてみてください。肌の状態に合わせて洗顔をし、化粧水や乳液、クリームで整え、日焼け止めも忘れずに塗りましょう。
夜は、メイクを落としクレンジングで余分な皮脂や汚れを落としましょう。洗顔後には保湿を重点的に行い、美容液やオールインワンジェルなどを重ね塗りして栄養を補給し、肌を整えましょう。そして、少しでも早く休んでくださいね。
自分の肌にあう製品を選ぶポイントは?
お肌につけた時に、ひりつきや赤みがでないか、気持ちいい感覚があるかが大切になるかと思います。翌朝のお肌がいつもより「キレイ」「いい感じ」と思えるかは、とても大事なことです。
お肌のお手入れで気を付けることその1:保湿がいちばん大切!効果的な保湿方法は?

肌が潤っているというのは、適度な水分と適切な皮脂膜があり、キメが整い、肌のバリア機能が強化されている状態です。洗顔後、タオルで水分を吸い取るように軽く抑え、お肌をこすりすぎないことで、キズなどをつけないように気を付けること。
また、乾燥しないように化粧水やオールインワンジェルなどを、できるだけ早くつけるようにすることもポイントになります。
冬に乾燥しやすいのは、空気の乾燥もありますが、寒さのせいで水分不足になりやすいということも考えられます。普段から、乾燥の気になる方は水分を多くとるように意識して見てくださいね。冬こそ、暖かいお白湯がおすすめです!
お肌のお手入れで気を付けることその2:日焼け止めは必須!いつどのように使用すべき?SPF指数とは?

今は昔と違い、1年中紫外線が気になりますよね。紫外線はシミだけではなく、シワにも大きな影響を与えます。朝起きてから、日中の日焼け止めは必須です。日焼け止めだけではなく、帽子や日傘なども併用するといいかもしれません。
紫外線防御効果を意味しています。肌が赤くなる原因の紫外線B派を防ぐ指数として使用され、SPF1 =20分が基準となります。SPF20の場合、約6時間半お肌を紫外線から守ってくれます。
ご自身のライフスタイルにあった日焼け止めを使用しましょう。必要に応じて、塗り直しも行ってくださいね。
お肌のお手入れで気を付けることその3:食生活とお肌の関係性とは?

バランスの取れた食事で必要な栄養素を摂取することが大切になります。抗酸化物質の豊富な食品や、新鮮な野菜や果物もおすすめですが、口に入れた時に「美味しい」と思える、体が喜ぶ食事を意識してみるのも良いかもしれません。
また、十分な水分摂取も腹の潤いを保つのに役立ちます。過度な栄養制限やストレスはお肌に悪影響を与える可能性があります。
お肌のお手入れで気を付けることその4:睡眠が肌に与える影響について

十分な睡眠は肌に多くの良い影響を与えます。睡眠中に体は修復・再生のプロセスに入り、肌もその一部です。夜遅くまで食べて、飲んでいると、翌朝、体はだるく、お肌にも疲れが見え、たるみも出てきます。睡眠が不足すると、くすみやシミの増加、肌荒れの原因となることもあります。
ぐっすり、安心して気持ち良く眠ること、良質な睡眠を心がけることが美肌の秘訣ではないでしょうか。
年齢に応じたスキンケアとは?

異なる年齢層で、必要なケアは変わってきます。個人差もありますので、ご自身の肌の状態をしっかりみてあげてくださいね。
20-30代では、保湿や紫外線対策が重要になり、40-50代では、たるみやしわ対策などが加わってくるでしょう。共通して言えることはできるだけ”肌にあうもの”を選んで使うこと。そして、基本的なシンプルケアを日々しっかり行うことです。
シンプルケアとは、肌に必要なものだけを与えるケア方法で、肌に触れることによる刺激を減らし、肌への負担を減らすことが重要になります。
いかがでしょうか?まずは、自分の肌の状態を把握し、お肌に合うもの、お肌に良いものを選ぶことや、食べ過ぎなどに気をつけ、栄養のある食事と自分の体をしっかり休ませることも意識してみてくださいね。