結婚式までにやっておきたいヘアケアとは?
結婚式に向けてご希望のヘアカラーを整え、ヘアスタイルの打ち合わせはされてますよね。ブライダルヘアでももちろん、華やかで明るい印象のハイトーンカラーやポイントブリーチは圧倒的に人気です。
ハイトーンヘアにとって一番重要なのはトリートメント。パサつきや広がりをしっかりケアしてくれます。
洗浄力が強すぎないシャンプーで髪を洗い、トリートメントで保湿し内部を補修しましょう。その後、コンディショナーでコーティングすることで色落ちやパサつきを防ぎ、摩擦にも注意するよう心がけましょう。
縮毛やくせ毛にお悩みの方は、髪質改善やケアストレートを。ダメージヘアには、積極的にケラチンやタンパク質を補充するトリートメント施術で切れ毛を避けましょう。
ヘアセットの内容にもよりますが、強すぎる縮毛矯正やパーマはヘアセットには向きません。髪質改善などの、トリートメント縮毛ケアをおすすめします。
それぞれの髪質や状態にあったものを正しく使うことが、髪を伸ばしたり、艶髪への近道です。美容師さんと髪質やくせについて相談してみることをおすすめします。きっと、あなたの髪に合った最適なアドバイスをしてくれることでしょう。
結婚式前のヘアスタイルカウンセリング、理想は何回?

最低でも2回。期間によって3回はカウンセリングと施術が必要です。
最初のお仕度は余裕がありますが、披露宴でのヘアメイクのチェンジはお色直しの時間の中で5~10分程度です。当日にヘアメイクさんと認識の誤差が出ないよう、事前の打ち合わせは双方にとってプラスになります。
当日のヘアメイクさんとは、披露宴の進行とともに変わる、ドレスのカラーや印象の全体を通して、ヘアメイクの順番やヘアスタイルを決定しましょう。その中でも細かく前髪や後れ毛の長さなどを決定していきます。
披露宴の全体の流れをみて、ドレスチェンジとのマッチング、印象チェンジを細かくアドバイスしてくれます。
このような当日の流れを踏まえて、ヘアカラーとカットのカウンセリングを行うのが理想的です。いつもの美容師さんと披露宴スタイルに向けてのスタイルチェンジやカラーチェンジについて相談することは素晴らしいアイデアです。
とくにカラーの色落ちや色馴染みを計算して施術することで、理想的な仕上がりを実現できます。顔回りや襟足の後れ毛などの微調整も一緒に相談して、一番かわいい自分を作り上げましょう。
普段使いと特別な日の両方をサポートしてもらって、当日は思い切り楽しんでくださいね!
結婚式前のカラーリングやパーマの適切なタイミングとは?
余裕をもって、結婚式の3日前までには完了しておきましょう。計画的な施術をしていても思いのほか色が落ちたり、パーマがゆるくなってしまった、などがあります。ホームケアでの差が出てしまった場合でも、最終的に調整をする余裕を持つためにも、結婚式の3日前までには完了しておきましょう。
直前は何かと忙しくなり時間が取れなくなってしまうこともありますが、最終的に一番自分のベストな状態を作るために、スケジュールを組むことが大切です。
結婚式前にやってはいけない!?気を付けておくこととは?

乾燥やダメージから守るためにしっかりと塗り込んだヘアオイルも、そのまま紫外線に長時間あたってしまうとオイル焼けを起こしてしまいます。
他にもハイトーンの髪へ、高温すぎるヘアアイロンはさらにダメージを与えてしまうことも。髪質やダメージ度合いなどの差はありますが、特に細くてハイダメージ、ハイトーンの髪には、中~低温で使用するように心がけてください。
新郎が知っておくべきヘアケアのポイントとは?
せっかくスタイリッシュなパーマをかけたのに、毛先の傷みはスタイリングに響きます。毛先へのトリートメントはしっかり行ってください。
ボリュームを出したい方にはワックスとスプレーの組み合わせがおすすめです。しっかり抑えてフォーマルなヘアにはハードジェル、パーマを生かすにはムースと、それぞれの髪型にあったスタイリング剤を選んでください。
また、披露宴では新郎新婦様への照明がしっかり当たりますので、お肌の乾燥から起こる油分のテカリは避けたいところです。
披露宴前の最低でも1週間は保水だけでも構いませんので、シートパックでしっかりお肌に水分補給しているとお肌のトーンも上がって素敵になります!
おうちでできる!美髪を保つためのおすすめヘアケア習慣とは?

強めのワックスやジェル、スプレーなどで固まった髪はブラッシングでほぐすより先に、コンディショナーを塗りこみ、お湯でほぐしてからシャンプーすると髪が傷まずするっと取れます。
髪についた汚れや油分は、最初にお湯だけでしっかり洗うことで、シャンプーの泡立ちが変わります。
シャンプーは頭皮に直接ベタっとつけるのではなく、必ず一度手に広げてなじませてから使うことを習慣付けてください。そしてトリートメントを毛先から。最後にコンディショナーやリンス。しっかりと毛先からつけて流してくださいね。
タオルの巻きっぱなしや、濡髪のまま寝るのは一番髪に負担がかかります。濡れたままの髪は摩擦に弱く、切れ毛の原因になり頭皮が蒸れると抜け毛の原因に。しっかり乾かしてからヘアミルクやオイルでケアしてください。
寝ている間の摩擦を予防するシルクの枕カバーはおすすめ。シルクキャップもおすすめですが、枕カバーはお肌にもよく、寝ている間に脱げる心配もないので安心です。上質なシルク100%素材がおすすめです。
ブラッシングも静電気の起きにくいものを使用し、絡まった髪を無理やりとかないように心がけてくださいね。
美しい髪を育むための食事や生活習慣について

一番はとにかく睡眠バランスです。睡眠バランスは、私たちの健康と美容にとって重要な要素です。不規則な寝る時間や睡眠不足は、頭皮の血流を妨げ、髪の成長に影響を与えることがあります。
しっかりと洗浄とケアをしていても頭皮の血流が滞っている状態では元気で美しい髪は育ちません。ブルーライトなどで脳が疲れている状態を無視してしまうのも頭皮にとっても大ダメージです。睡眠時間も大切ですが、同じ時間に寝て起きるだけでも少し改善しますので、せひ心がけてみてください。
良質なタンパク質や緑黄色野菜、海藻やゴマ、ナッツなども積極的に取り入れましょう。シリカを含むスギナのハーブティなどもおすすめです。
簡単にできる!結婚式のお呼ばれヘアアレンジ術
披露宴に参列する日は、自分自身もオシャレを楽しむ素晴らしい機会ですね!
ヘアアレンジにはいくつかお手軽なアイテムがあります。たとえば、モビロンゴムやくるりんぱが簡単にできるスティックは、ゴムの結び目を隠すのに大活躍です。
髪をゴムで結んだ後、スティックを差し込んで毛先を抜いていくだけで、ギブソンタックなどのアップアレンジが簡単にできます。髪にオイルやオイルワックスをなじませれば、まとめやすくなり、ツヤも出ます。
失敗しがちな毛先の処理には、お洒落なヘアピンや個性的なシンプルバレッタを使ってカバーすることもできます。まとめきれなかった後れ毛はアイロンで巻くことで、こなれ感をアップさせることもできますよ。
セルフアレンジも楽しいですが、美容室でヘアセットをしてもらうのも素敵な選択です。思い切り自分らしいかわいい一日を楽しんで、お祝いの日を迎えてくださいね!
結婚式当日に失敗しないためのアドバイス

あなたの「なりたい」や「やってみたい」を担当美容師に相談し、そのなかで「似合う」を探してもらいましょう。やってみたいけど似合わないかも……、とあきらめるのではなく、迷ったものでもすべて相談してください。相談することで、この髪型のどの部分やどんなところが好きか、といった細かいイメージのすり合わせができるのですから。
披露宴当日を素晴らしい思い出にするために、経験豊富で日々技術を向上させている美容師さんとイメージを共有しましょう。